よくあるご質問
- 太陽光パネルは蓄電はできますか?
- 太陽光パネルは発電する機器なので、蓄電する機能はありません。 太陽光発電システムとは別に、蓄電システムを設置することで蓄電も可能になります。
- 監視や計測はどうすればよいのですか?
- 安定した売電収益を維持するために、太陽光発電設備を監視することはとても重要です。専用の計測・表示装置を設置することもできますし、手元のパソコン等に運転状況を表示させることも可能です。規模の大きな設備になれば、日射量や気温などの環境データを測定することもおすすめします。さらに、保守管理会社と契約すると遠隔監視によりトラブルがあれば、直ちに対処するようなサービスも受けられます。
- 太陽光発電設備の担当者はどういう仕事をするのですか?
- 太陽光発電設備の担当者は、設備の監視を行ないます。不具合が発生したときには、速やかに保守管理会社や電気主任技術者に連絡し、対処する必要があります。また、毎年、経済産業省に年間経費などの報告をする義務があります。
- 周囲の自然環境および住民への悪影響はないですか?
- 太陽光発電システムは、自然環境への影響はほとんどありません。しかしパワーコンディショナーから冷却のためのファンの音が出るケースがあるほか多少の熱を発するので、常時人がいる場所に設置するのは避けたほうがいいでしょう。
- 太陽光発電システムの設置にはどのくらいの敷地面積が必要ですか?
- 目安としては、1,000kWの発電所を設置するのに、およそ2ヘクタール前後の敷地が必要になります。ご参考ください。
尚、土地の種類(区域区分、用途地域)によっては使用制限がある場合がございます。詳細は設置場所の都市計画法等を事前に調べる必要があります。
- 農地に設置できますか?
- 農地転用すれば設置は可能です。
- 電柱に隣接していませが、その場合の手続き等はどうなりますか?
- 電力会社により新設されますが、費用は事業者負担となります。その費用については、事前検討と言われる申請の結果の際に通知されます。また電柱が隣接していたとしても、ケーブルの変更などの必要に応じて負担となります。こちらも事前検討の結果の際に通知されます。
- パネルの反射光で近隣住民への影響はありますか?
- 太陽光パネルを設置するにあたって、常に考慮しておかなければならないのが反射光です。真南向きで設置する場合はそこまで大きな問題にならないケースが多いですが、東、西向きに設置する場合、角度によっては反射光が近隣の建物に差し込む可能性があります。
- 太陽光システムで落雷しやすくなりますか?
- 過去の運用において、太陽電池に直接雷が落ちたケースはごく稀です。落雷の懸念が全くないというわけではありませんが、システムを設置することで雷が落ちやすくなるということはありません。
- 設備認定を受けた後、発電事業者の名義を変更する必要が生じました。どのような手続が必要ですか?
まず、譲渡人と譲受人の間で発電事業の譲渡に関する契約が締結されるなど、発電事業が譲渡された事実があることが必要です。その上で、譲渡人が軽微変更届出を提出することで、認定上の発電事業者たる地位を譲受人へ変更する必要があります。
- 固定資産税など税金の申告はどうすればよいですか?
- 給与所得者の場合:売電収入は雑所得となります。設備の減価償却費用を経費として控除することが可能です。
法人の場合:事業所得と合算して申告するのが一般的ですが、リスク遮断のため発電事業会社を設置することも多いです。
- 電気主任技術者は必要なのでしょうか?
- 50kW以上の設備の場合には、電気事業法における事業用電気工作物となります。発電事業者に保安の責任があり、電気設備の維持管理の監督を発電事業者と契約した電気主任技術者が実施することになっています。
尚、電気主任技術者は工事の保安監督も行うため、工事の開始時には決めておく必要があります。
- 太陽光パネルの寿命はどれくらいですか?
設置場所・条件で異なりますが平均20年以上とされています。メーカーの保証期間も10年から最長で25年というのもあります。ガラスの変色や電気配線の劣化などによって、パネルの出力は年月を経るごとに少しずつ減少しますが、一般的に結晶シリコン太陽電池のパネルでは、20年利用しても初年度の9割前後の発電量を維持できるといわれています。
- 太陽光パネルの掃除の必要はありますか?
太陽光パネルの上に乗った砂埃などは雨風で洗い流されるので、日常的な清掃は必要ありません。しかし鳥のフンなど落ちにくいものが付着した場合は清掃した方が良いので、定期的なメンテナンスを依頼することをおすすめします。
- パワーコンディショナーの寿命はどれぐらいでしょうか?
パワーコンディショナの寿命は約10年と言われています。産業用ソーラーを設置し買取期間が20年に設定されている場合は、期間中に一度は交換する必要があります。 そのためパワーコンディショナーを選ぶ際は長期的な運用を視野に入れ、メーカー保証やメンテナンス体制を考慮することが大切です。
- 曇りや雨でも発電しますか?
- 晴れている日と比べると効率は低下します。目安としては曇りでは晴天の1/3〜1/10、雨天では1/5〜1/20程度になります。
- 発電量は地域や季節によって変わりますか?
- 発電量は日射量や気温等に影響されますので、季節によって差があります。また、地域によって日射量に差がありますので、発電量にも地域差が出ます。また、わずかですが緯度で太陽の昇る角度に差がありますので、影響があります。
- 積雪の日も発電しますか?
- 積雪の場合は発電量は期待できません。傾斜を持たせた太陽電池パネル上の、光が届く程度のわずかな積雪であれば、太陽電池セル部の蓄熱と、周囲の気温上昇により一部の雪が溶け滑落します。一方、積雪量が多く太陽電池に光が届かなければ、発電はできなくなります。
- 寒い地域では、発電量が低いのですか?
- 太陽電池モジュールは温度が低いほど発電電力が大きくなります。但し、積雪や緯度による太陽高度、日照時間の差等様々な要因が関係しますので、一概に寒い地域と暑い地域の発電量比較は出来ません。
- 運転開始後必要な支出は毎年いくらくらい掛かりますか?
- モニタリングや点検費用等の維持管理費に加え、50kW以上の設備では電気主任技術者の費用が必要となります。設備容量によって大きく変わりますので、事前にご相談ください。
- 運転開始後必要な支出は毎年いくらくらい掛かりますか?
- モニタリングや点検費用等の維持管理費に加え、50kW以上の設備では電気主任技術者の費用が必要となります。設備容量によって大きく変わりますので、事前にご相談ください。
- 買取期間が終了したあと売電を続ける場合の買取条件はどうなりますか?
- 国による価格の規制が終了しますので、買取期間の終了後又は終了が近づいた時点で発電事業者と電気事業者との合意により買取価格を決めていただくことになります。